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番組では、ベテランの迎 康子アナウンサーのリードのおかげで、リラックスして話すことができたようです。
早朝の放送だったにもかかわらず、番組終了後、北は北海道から南は九州まで、全国各地の様々な方々から、お電話やお便り、E-mailなどで、ご反響が寄せられました。
本当にうれしいことです。
家のラジオでは聴きづらかったので、自動車の中で聴きました、という方までおられ、感激です。
「“菜園家族”構想は、現代社会におけるユートピアのようですが、このような家族が一家族でも多く実現すれば、“日本の良さ”が発揮できると思います」という青森県おいらせの女性。
「悲惨な少年犯罪が毎日のように起きています。地域も家族も教育も、根本から考え直す時期に来ていると思います」という大阪の高校の先生は、「世界史を教えていますが、今こそ、グランドセオリーが必要になっていると感じています」と、この激動の時代に、日々、若い生徒たちと奮闘しておられる立場から、ご感想を寄せて下さいました。
また、「市場競争原理のもと、大量生産、大量浪費の“拡大経済”はそのままに、“技術革新”のみで、本当に地球温暖化の克服は可能なのか、というご意見に、共感しました」とお電話くださったのは、大正15年生まれの神奈川県の方。
横浜港で「今日は、船から陸に上がるので、早速、本を買いに行きます」とお電話くださったのは、漁師さん、あるいは貨物船で働いておられる方かと思いきや、「船上生活」をしておられるということでした。
北海道釧路平野のチーズ工房で働いている、ゼミ卒業生(滋賀県立大学)は、朝、地域の酪農家が搾った牛乳を集めてまわりながら、聴いてくれたそうです。
ここ鈴鹿山中・多賀町や、この流域地域圏の中核都市・琵琶湖畔の彦根でも、様々な方がお聞き下さったとのこと。
朝市に出かける軽トラの中でお聞きになったという八百屋さん。ラジオを聞いて、早速、里山研究庵までバイクで訪ねてきて下さった地元の路線バスの運転手さん・・・。
後日、三重県や埼玉県からも、地図やナビゲーターを頼りに、はるばる訪ねてきて下さいました。
全国各地で、みなさんが、日常の暮らしの中で、現在の日本の、そして世界のあり方を省察し、あるべき未来の姿を探っておられることを、あらためて知ることができました。
みなさんの真剣な思いに触れ、こちらの方が、大きな励ましを受けた、貴重な体験となりました。
ありがとうございました。
明日への夢を語る交流の輪が広がってゆけばと、楽しみにしているところです。
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