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大学での講義

Nomad image地域未来学を考える−レジュメー

はじめに 「四季・遊牧−ツェルゲルの人々−」をめぐって

1.地域未来学とは

現代は、世界のいかなる辺境にある小「地域」といえども、またいわゆる先進工業国の「地域」も、地球規模の激動の中にあります。こうした時代の中で、自然と人間の有機的運動体としての「地域」を、一つのまとまりある総体として深く認識するためには、(1)「地域」共時態(2)歴史時系(3)「世界」場という三次元の相の連関で総合的に研究し、地域未来を展望しうる方法論の確立を目指さなければなりません。
遊牧地域論、映像地域学および「菜園家族」構想は、それぞれ、将来、地域未来学の具現化されたもののひとつとして、展開されてゆくことになるでしょう。

2.遊牧地域論の生成過程

モンゴル遊牧地域の調査(ブルド、ゴビ・プロジェクト、ツェルゲル)
日本の農山漁村の調査(兵庫県相谷・但東町・篠山〜定点調査〜、東北から北海道へ〜長期広域移動調査〜)

3.私家版 映像地域学

(1)地域調査・撮影〜定点・短くても四季1年間〜
(2)制作
(3)上映活動〜もう一つの鑑賞スタイル、「菜園家族の学校」〜

(1)、(2)、(3)の連続円環運動〜地域認識の方法として〜

4.時代認識を誤らずに

今、「構造改革なくして、成長なし」なのか、
「拡大経済」から「循環型社会」へ〜猶予なき選択〜
〜人類史上、壮大な回帰現象がはじまろうとしている

5.森と砂漠を結ぶ 菜園家族〜近江国の場合〜

「菜園家族」
森と湖を結ぶ流域地域
21世紀、山が動く
近江国循環型社会〜「環境県」たり得るのか

まとめ

「学ぶ心」、「批判の心」、「創造の心」

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