『四季・遊牧』上映会&「菜園家族」構想の
講演・学習会だより
はじめに
モンゴル遊牧の大地とそこに生きる人々の暮らしを描いたドキュメンタリー映像作品『四季・遊牧―ツェルゲルの人々―』が完成したのは、1998年のことでした。
全編で7時間40分もあるこの作品、多忙な現代日本で、どれだけの方に鑑賞していただけるのか・・・、という不安をよそに、上映会は、東京・大阪・名古屋など大都市部から、農山村地域、さらには沖縄・八重山の竹富島に至るまで、全国各地で開催されてきました。(日程一覧表はこちらへ)
その後、21世紀・日本のグランドデザインとして、週休五日制による三世代「菜園家族」構想を提起すると、これまでの映画の鑑賞を軸にしながらも、さらに一歩踏み込んで、私たち自身の新しい社会・暮らしのあり方を足元から考え深めてゆこうとする、学びあいの場が多く持たれるようになりました。
こうした集いは、農・食、教育・子育て、医療・介護、文化・芸術、経済・労働問題、地域づくりなどなど、実に様々な角度から現代の社会のあり方に関心を持ち、それぞれに活動をしておられる市民の皆さんによって、担われています。
このコーナーでは、こうした上映会&講演・学習会の様子の一端をお伝えしてゆきたいと思います。
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